10月9日の日記

2004年10月9日 日常
 午前中に授業が終わり、台風のせいで自習室を追い出された。風邪を引いてしまったので、家で一日中寝ていた。台風はいつのまにか通り過ぎていた。
 風邪を引くとテンションがゼロになる。

 突然思い出した小学校の頃の話。給食の時間に流れていた「お話の放送」。
 舞台は多分外国で、主人公はパン屋の娘、いつもプレーンなコッペパンを買いに来る男に惚れてしまう。プレーンパンしか買えないのはお金がないだろうと勝手に予想してプレーンパンにバターを入れる。あの人は喜んでくれるかしら・・・と想像していると男の友達が怒鳴り込んでくる。娘が惚れた男は絵描きで、パンは消しゴム変わりに使っていたが、半年かけて作った絵がバターで滅茶苦茶になって男は自殺してしまった。との事。
 何だこれ。小学生が聞く放送用の話とは思えない。しかも1ヶ月に一回は流れていた気がする。「親切は迷惑になりうる」という話なのだろうか。そんなの小学生に聞かせるなと言いたいよ。親切はすればするほど良いもんだと教え続けろと言いたい。そして高校生あたりになって、親切のし過ぎはよくないと教えれば良いのに、小学生にこんな話聞かせるもんだから、10年経っても思い出してしまう。

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