1月5日の日記

2005年1月5日 日常
 新年になったから、悪いところを治そうと思って色々活動した。

 一つ目はニキビである。なぜか大学院に入って、突然増えた。治そうと思って皮膚科に行ってきた。
 この皮膚科は自分が世界で最も信頼している医者がやっている。東京でこんなに良い医者がいるとは思わなかったが、実際にいるんだからしょうがない。どこが良いかと言うと、この先生は症状と向き合わずに、患者と向き合う。常に僕を見て治療をしようとする。大人の男がニキビを治せと言っても、そう簡単に治らないのはこちらも承知している。完治して綺麗な肌が欲しいのか、気にならない程度に炎症が抑えられれば良いのか、むしろニキビなんて気にしないでよいと言って欲しいのか、僕が何を望んでいるのかを確認した上で診断書を書き、処方箋を書く。よく民訴の先生(実務家)が、「弁護士の仕事は、訴訟に勝つ事ではなく、紛争を解決することだ。」と言っているが、その言葉に通じる哲学をこの先生には感じる。
 そういうわけで、適当なクスリを処方してもらって帰ってきた。別にニキビはどうでも良い。あの先生に客商売の精神を学ぶのが毎回の目的だから。
 
 二つ目の改善ポイントは汗である。自分は手に大量の汗をかく。その量たるや、とんでもない量である。人に触れられない、握手できない(と、思い込む)。原因は分かっている。手掌多汗症という、生まれながらの病気と言うか、体質である。治す方法も分かっている。ドライオニックというアメリカの治療器(送料合わせて2万円弱)を買えば良いのだ。なぜ治ると言えるのか、二年前まで持ってたからである。なぜ今、持ってないのか、捨てたからである。なぜ捨てたのか、電池切れたし別に汗かいてもいいやと思ったからである。
 でも、なぜ治そうと思ったのか。大学院に入って教科書が汚いだの、手が汚そうだの言われていることに気付いたから。手の汗は綺麗なのに酷い言われようじゃないの。自分は気にしなくても周りが気にするならしょうがない、じゃあ買うか、ということでまた輸入してしまった。

 そういうことをやっていて徹夜してしまった。

 つまり3つめの改善ポイント、生活リズムのガタガタさ加減を治そうという算段である。これは一番簡単で徹夜しながらも23時まで起き続けて布団で寝れば治ると思う。問題は15時の今現在、物凄い睡魔に襲われているということである。これも解決しそうである。4つめの改善ポイントである部屋の片付けを23時までやっていればよい。いやその前に刑法もやらねばなるまい。いい加減に終わらせないとヤバイ。

 さっきまでは5つ目の改善ポイントである靴紐を買いに隣町にいた。そこで小粋な靴紐を買った。

 今日は大分、悪いトコが改善されたので悪くない日だったと思う。と、総括している間にも眠い。眠いが起きている。

コメント