「トルコで私は考えた。」とか「アジアを喰う」とかねこぢるのインド旅行記とか、まんが家がアジアを旅行する漫画は大好きです。

しかし、この本は、結局何がどうなったのか分からない。

しかしまあ、
日本→勤勉でまじめで物価高くて不幸せそう
外国→いい加減だけど幸せそう
っていう図式はもう飽た。
すげーマンガだった。
でも主人公の動きが唐突すぎないかいくらなんでも。

性的な場面のシーンが抽象的ですごい。
オープニングでも出てくるけどやっぱり「白い巨塔」に影響されたのかな。


手塚プロダクションのあとがきに感動。
差別問題に対するスタンスはこうでありたい。

読みたかったこの本をやっと買うことができた。漫喫いってもないからどうしようかと思ってましたよ。
「ハードボイルドグルメ」いやー、良かった。
コンビニフードの会のパソコンが良い味出てる。
そんなにめちゃくちゃは面白くなかった。導入は良かった。アマゾンの書評にも書いてあったけど本当に題名にいう「私」とは誰なのかを考えながら読むと、意味深い。
ロックあり、パンクあり、うんちくあり、バブリーな雰囲気ありで面白かった。
若い頃にもっとこういう本を読んでおけばよかった。かっこつけてスタンダールとかトルストイとか読むべきじゃなかった。脳が何にも覚えてないもの。ミステリーおもしれー。
 ミステリーは全然読まなかったけど、これ読んでミステリーに目覚めた。中学校のころを思い出す。amazonで「このミス」受賞作をガンガン注文してしまった。
5年に1回くらいこの本を読み返している気がする。
創作部分も多いみたいだけど、やっぱり好きだなあ。よし燃えよ剣も読むか。

宿屋めぐり

2008年9月15日 読書
いやー、人生で町田康の本を読むことは絶対にないと思ったいたけど、書評でえらい絶賛されてしまったので買ってしまった。
こういう流されやすいところが僕の良いところです。

100ページぐらい読んだけど、意味が全然わからん。大丈夫でしょうか。
なんかつげ義春のマンガを読んでる気がする。

要件事実論30講

2007年5月31日 読書
ISBN:4335353928 単行本 山野目 章夫 弘文堂 2007/03/22 ¥3,675

 本来は法科大学院用に書かれたものだけど,とってもいいなあと思う。これを修習始まる前に読みたかった。一巻,二巻が古くなってるところをカバーできる。読む暇ねーっすけど。

大聖堂 (上)

2006年6月30日 読書
ISBN:4797332565 文庫 矢野 浩三郎 ソフトバンク クリエイティブ 2005/12/17 ¥895

 いやー面白かった。でも後半で物語のスピードが速すぎてついていけないことがあった。大聖堂の描写が素晴らしい。あと、食い物。飢餓の時代だから食い物のありがたみが感じられる。

夢と夢解釈

2005年3月26日 読書
ISBN:4061594974 文庫 金森 誠也 講談社 2001/09 ¥1,008

 夢の話が大好きで、人から夢の話を聞く時が一番好きな時間かもしれない。昨日チャットをしていて、相手「えーと昨日の夢はねー」「えーと・・・」、自分「早く教えてくれどうにかなりそうだ」と打っている自分に気が付いた、変態もここまでくるとすがすがしいものがある。人間の生々しい欲望を脳がなんとかオブラートに包んで表現しようとして出た夢を、ダイレクトに解釈した人々はなんだかとっても尊敬できる。この本はテストが終わった次の日ぐらいに自分へのご褒美として買って、この間やっと読み終えた。
ISBN:4641133905 単行本 江頭 憲治郎 有斐閣 2005/02 ¥5,460

1.縦書 
2.迫力ある著者名 
3.索引にわけの分からない横文字 
4.カバーを外したときに金文字 
5.800ページ超

という、基本書マニアが1ガロンぐらい唾をためそうな要件を兼ね備えた一冊。でも、うちのクラスでは前田よりは持ってる人が多い。セミナーのフェアで買えたので良かった。

建築MAP東京

2005年1月4日 読書
ISBN:4887062206 単行本 ギャラリー・間 TOTO出版 2003/01 ¥1,680

 実家に帰って家族と話していると、建築が話題になった。自分は建築のことは殆ど知らないけど、妹は筋金入りのオタで、父親はマニアだ。
 考えてみれば、東京に住んでいて建築に興味無いのはもったいない。今年は建築に興味を持とう。
 そう思って、東京オペラシティでやってるジャンヌーベル展のサイトを見ていたら、妹にミーハーすぎると言われた。馬鹿野郎、いいじゃないかミーハー。
ISBN:4063405052 コミック 二ノ宮 知子 講談社 2004/09/13 ¥410
 これ読みましたー。かなりよかったです。ちゃんと時間が進むところが、よかったと思います。あとテンポが良くて、サイドストーリーが丁寧に作ってあって、良い漫画だと思った。レビューを書いてる人がここまで多いものをレビューするのは初めてかもしれない。売れるのも分かる。
ISBN:4622033895 単行本 宇都宮 徹壱 みすず書房 2002/04 ¥2,520

 ディナモの意味を探すために検索したらこの本が出てきた。大変面白そうだ。これは買わないと。高いがしょうがない。視点がいいですなー。
ISBN:4474018613 − 大江 忠 第一法規 2004/11/19 ¥2,940
 下で書いたゼミナール要件事実のレビューを書こうとしたら、こんな本が出てきた。一昨日に発売されたらしい。いや、良いんだけど、2って何だよ。2じゃない普通のゼミナール要件事実をこの間買ったばっかりなんです本当に勘弁して下さい。2って言うぐらいだから1とは被らない分野の要件事実の問題が載ってるなら良いんだけど・・・でもなあ。違うんだろうなあ。

シネマで法学

2004年11月18日 読書
ISBN:4641183082 単行本 井田 良 有斐閣 2004/05 ¥3,045

 読書の秋(というか冬)なのでブックレビュー。ブックレビューとはいいつつ、読んでない。興味ある。「井田良」で検索したらこれが出てきた。なんですか先生これは。しかも松井茂記教授も一緒に書いてる。ちょっと読みたい。値段高い。

量刑〈上〉

2004年11月18日 読書
ISBN:4334737595 文庫 夏樹 静子 光文社 2004/10 ¥740

 学校の人から借りて、上下巻一気に読んだ。法律の勉強をするようになってから、現代の、こういったテーマの小説を無意識に避けていたような気がする。新鮮な感覚で読めた。法律用語や概念に違和感を感じる事があった。話の展開についてはネタバレになるので書けないけど、言いたい事はある。最後にホロリときた。テーマについて作品が極端な立場を採っていなかったのも、すんなり読めた理由かなと思う。
 全然関係ないけどこれ読んでたら語学を勉強したくなった。

雪の峠・剣の舞

2004年11月7日 読書
ISBN:4063343871 コミック 岩明 均 講談社 2001/03 ¥714

 岩明均は、生きる力を持つ人々を書くのが上手いと思う。生きる力というのは、政治的な能力だったり、身体的な能力だったり、頭がズバ抜けて良かったり、普通の人とは特別に違う能力を持っている人だったり、逆に障害がある分生きる力が強かったり・・・そういう人々が持つ普通の人々への嫌悪感のようなものを書くのが上手いと思う。だから、生きる事だけに貪欲な寄生獣があれだけ面白かったのだと思う。でも漫画ってのは皆そういうモノなのかも知れない。あと題名が凄く良いと思う。渋い。本人が題名を考えているのか分からないけど・・・
 剣の舞は疋田文五郎が、らしくて良かった。虹色とうがらしを思いだした。
ISBN:409188203X コミック 松本 大洋 小学館 2003/03/28 ¥860
 漫画はあまり読まなくなってしまったが、これはたまに読んでしまう。松本大洋はマスメディアの描き方が上手い。ピンポンの時は卓球通信(雑誌)だったけど、この作品の場合はテレビだ。マスメディアが持ってる嘘くさい所を描き出すのが上手い。
 ヘルツォークがサーカスというマスメディアを使うことで、カスパーハウザーと民衆を描いたように、松本大洋はテレビというマスメディアを使って虹組と民衆を描いている・・・と、考えるのは無理があるかなあ。

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